最近はよく吠えるようになり便の状態も前よりは良好。数値はどうなのかな?ってところ…。
今回私が皆さんに教えたいことは自分の愛犬、愛猫が病気や怪我をした時のこと。
先月8月に従姉妹の愛犬が亡くなりました。うちのぐみちゃんとは半年年下。同じ16歳でした。乳がんで胸にコブが出来てそれがリンパに転移。足の付け根から腫瘍が剥き出しになってずっと出血してる状態。最期は食欲がなかったのにその日は何故かご飯を沢山食べ嘔吐。痙攣を起こしそのまま虹の橋を渡りました。
その一週間後ぐらいにぐみちゃんに異変が。
前の記事を読んで頂けると症状が分かると思います。
さて前の動物病院で「崖っぷち」と言われて自分は諦められなかった。「うちの子はまだ生きる!」と信じていました。
さすがに出血してたりすると止血をしないといけないが剥き出してる腫瘍をどうにかしないといけない。その場合手術になるが高齢犬の全身麻酔はリスクがデカイ。結局は最期まで長くはないけど看取るという形になったのかな?(さすがにそこまで放っておかないこと!)
うちの子の場合急変も急変。本当に急に病状が悪化した感じでした。本来は緩やかに足腰が弱ってそのまま歩けなくなりご飯が食べられなくなって水も飲まなくなりおしっこもうんちもしなくなりそこで心の準備が出来ます。うちはそういうのが一切なく「気管支拡張でとりあえず応急処置したらどうだろう?」って考えでした。
あまりにも急変で諦められなかった。それが良かった。諦めてたらもう二週間ぐらい前に亡くなってたんだろうなぁ。
とりあえず食欲がないなら腎臓の数値が関係なく人間のものでも食べられるものを食べさせる。第一優先。高いものでもなんでも与える。うちの子はココグルメをあげたら食べてくれた。あの時は泣きそうになって思わずハグしちゃったなぁ。
お水は飲んでくれたのですがシリンジでお水は定期的にあげご飯もこまめにシリンジであげました。すると体力がみるみるついていき自力でご飯を食べれる迄に回復。腎臓の数値も肝臓の数値も振り切れてたけど少しは良くなった。
勿論前の獣医ではレントゲンも撮ってくれなくセカンドオピニオンで撮ってもらって血液検査もしてもらってそのデータのもと自分なりに優先順位を考えた。人間も犬も猫も身体の構造は違えど大切なものは同じ。まずは食欲、排泄、水分補給。これが出来ないと内臓の数値も良くならない。
それが自力で出来るようになれば次は血液検査のデータをもとに悪いところをより良くする為に薬を飲ませたりしつつ食欲と水分補給は維持。
散歩も少し歩かせる程度でいいからやること!でないと筋力が弱るから。歩けなくなったら動物は長生き出来ません。
「うちのぐみちゃんはまだ生きるよ!生きてよ!」と言いながら辛抱強くやりました。
しかし薬のイヤイヤ期が来るとチュールに混ぜても飲んでくれないから怒鳴ってしまったことも…。「それだったら死ねばいいじゃん!」と…。あの時は本当に辛かった。チュールに入れれば薬も飲んでくれたのに急に飲まなくなり錠剤だから水分に溶けるので少しでも薬を無駄にしまいとシリンジに入れて飲ませた。
お互い乗り越えて今は鳴く元気も付きました。
獣医も本当に親密になってくれる。
一番は私が人間の医学ではあるけどそれを応用して犬に当てはめて質問しながら治療にはげめたところかな。犬の病気については死ぬほど調べた。睡眠時間を削って。それを元に獣医に質問しまくった。「獣医の言うことを聞いておけばいいんだ!飼い主は黙っとけ!」なんて人じゃなくて本当に良かった。ぐみちゃんは豪運だ。
知識も大切だけどまずは愛犬猫のことをよく思ってること、信じることこれが常に大切である。
例えばうちのぐみちゃんは仔犬の頃から便秘。下痢止めと整腸剤を処方されたけど下痢止めを出すと便秘が悪化して腸閉塞等の病気になる可能性もあったので相談して下痢止めの量を減らしてもらった。そのように仔犬のうちから把握してなければいけない。自分のパートナーの好物ぐらい分かるでしょう。食べなくなったら何かしらの異変を感じたほうがいい。
まだ完治とはいかないけどこのまま元気で居てくれればいいかなと思う。まだ一緒に居たいから。
同じ境遇の方の励みになればなと思います。
パートナーが一番不安ですよ。「自分このままどうなっちゃうんだろう?」と。そこに「まだ生きるんだよ。良くなってから遊ぶんだよ!」と言ってあげましょう。叶えてくれるでしょう。
動物と人の絆は簡単には切れない。