ぐみちゃんの日々 16歳の闘病生活

16歳 心臓と腎臓に疾患のあるぐみちゃんの闘病日記

ペットロス

ぐみちゃんが亡くなって2週間経ちました。よく「時が経つにつれて記憶が薄れる」とか「時間が解決してくれる」とか言いますよね。

 

しかし私にはその感覚が何故かないんです。今でも撫でた時の感覚は覚えてる。声も覚えてる。頭を撫でた時の感触、お腹、耳の後ろ、顎…全部今でも覚えてる。

 

なんかペットロスで後追いする人の気持ちが最近になって分かってきました。「早くぐみちゃんに会いたいなぁ」って。仏教の教えに自殺をすると天国に行けなくなる、亡くなったペットに会えなくなると言います。それは仏教に殺生という行為は御法度で「自分を殺める行為」は悪として捉えられるとか(宗派によって異なります)。それかなければ後追いしてるだろうなぁと思う。

ぐみちゃんが亡くなって泣けたのは火葬の時に三回だけ。元々人前で泣けない癖が出てるせいかどうしても喜怒哀楽を奥にしまうみたい。

ただ前も言ったように後悔は本当にないんです。全然薬を飲んでくれなくて「死にたいなら死ねばいいじゃん!」と怒鳴ったこともあったなぁ。ただ兄弟喧嘩みたいな感じで本当に後悔はない。

やっぱり介護してた一ヶ月は濃いもので後悔が残らないようにぐみちゃんが猶予をくれたんだと思う。

 

私は20代。人生100年生きるとしてまだ80年は会えない。それは充分長く辛い。

でも最近夢によく出てきてくれるんです。本当に至福の時。ただ起きた時に「あっいないんだ…」と心臓がバクバクします。もう一度ぎゅっと抱きしめたい。

 

今とても辛い。ブログという捌け口は本当に凄いと実感する。天国で見てくれてるといいなぁと思える。俺、元気にやってるよ。

 

早く生まれ変わってまたうちに来てよ。天国でまた遊ぼうね。いつでも遊びにおいでね…

宗教はこういう心の拠り所としては本当に助かる。仏教はその中でも出入りか自由なわけですから尚更。

 

絶対にまた会おうねぐみちゃん。